犬を飼うことになったら必ずそろえておきたいのが『ゲージ』です。
ペットのなかでも室内で放し飼いをすることが一般的になっている犬や猫の場合、ゲージに必要性を感じない飼い主さんも多いようです。
もちろん飼い主さんそれぞれの考え方もありますが、ゲージは犬や猫にとってメリットの多い道具でもあるんです。
そこで今回は犬のゲージを選ぶときのポイントと注意点(犬編)ついて紹介したいと思います。
目次
犬のゲージを選ぶときのポイントと種類
犬を飼うことになったら最初にそろえることが多いのがゲージです。
ここでは犬にとってベストなゲージの選び方について紹介します。
ゲージを選ぶポイントと注意点
ゲージの大きさ
ゲージの大きさは私たちが思っている以上に大切です。
まず犬にとって安心できる大きさであるかということに注意をはらいましょう。
基本的に犬が安心感を感じるのはせまいスペースといわれています。
でもせますぎるとトイレとベッドがおけないので、最低限トイレとベッドをおけるスペースが確保できる大きさのゲージを選びましょう。
掃除のしやすさ
えさやトイレ、犬のよだれなど意外にゲージは汚れます。
こまめに拭き掃除をするのもいいのですが、月に1~2回は分解して水洗いをして清潔に保つようにしましょう。
掃除のしやすさはゲージを選ぶ時の大事なポイントの1つです。
デザイン性
ゲージは室内におきますから、内装や家具などインテリアとの調和も考えて選びましょう。
ただしいろいろと飾りがついたデザイン性の高いゲージは犬が噛んで誤飲の原因になったりしますのでデザイン性を重視しつつもできるだけシンプルなゲージをオススメします。
長期的につかう予定なら
本当は犬の成長に合わせてゲージを買い換えるのが理想ですが、なかなかそうはいかないのが現実です。
成犬になったときの大きさを考慮してゲージを選ぶようにしましょう。
もし子犬のときに落ち着かないようでしたら、ベッドは屋根付きの包み込むようなデザインのものを選ぶなど工夫してあげるようにしてください。
子犬のときと成犬になってからでは犬の体の大きさも違います。大きさに合ったゲージを揃えたいですが、何回も買い替えることは出費や処分の手間など面倒なことも多いですよね。そんな時はレンタルゲージを使用することをおすすめします。
レンタルゲージについてはこちらをご参考ください!
-
-
犬や猫のレンタルゲージ!意外と知らないレンタルゲージのメリットとは
今回はペットが家にいるときやお留守番するときに入れておくゲージ、特に犬や猫のゲージを実はレンタルすることができることについてお話したいと思います。 多くの人はペットを買い始めるときにペット道具一式を買 ...
続きを見る
ゲージの素材
ゲージは鉄製、木製、プラスチック製があります。
噛み癖のある犬に使用する場合は金属製を選ぶことをオススメします。
ただ、老犬の場合は歯を傷つけてしまわないように木製にするなど犬の状況によって選ぶようにしましょう。
犬用ゲージの種類
ケージタイプ
ゲージタイプは床や天井までおおわれたタイプです。
頑丈で折りたたみや分解が可能です。
サークルタイプ
側面と床が囲まれているタイプのゲージがサークルタイプです。
天井がないので日頃の手入れがしやすいのが特長です。
クレートタイプ
出かけるときに便利なゲージがクレートタイプです。
外出時に使用するゲージなので日頃からなれさせておくようにしましょう。
犬のゲージを使用するメリット
犬を飼うなら家の代わりになるゲージを用意してあげましょう。
ここでは犬のゲージのメリットを紹介します。
リラックスできる場所
家で自由にさせていても、散歩で屋外を自由に歩かせてみても、犬にとって安心できる自分だけの場所は必要です。
室内よりも犬は自分の大きさにあったせまい場所に安心感を感じます。
また犬は縄張り意識の強い動物ですので自分のテリトリーを持たせてあげることはストレスをためないためにも必要です。
主従関係をつくる
イスやソファーなど犬とすべて共有にしていると犬は人のことを自分より下と感じることが多くなるようです。
ですから飼い主と生活空間を分けることは飼い主さんと犬との主従関係を正しく育ててくれます。
おすすめの犬用ゲージ
リッチェルペット用 お掃除簡単サークル
お掃除簡単サークル、この魅力的な名前の秘密はトレーにあります。トレーとサークルの間に隙間が空いており、サークルを動かすことなくトレーを下から引き出せる仕様になっており、お手入れも簡単です。トイレトレーもそのまま引き出すことができるため、お掃除が簡単です。
アイリスオーヤマコンビネーションサークル
アイリスオーヤマ・コンビネーションサークルは、基本セットだけを見ると普通の一般的なサークルです。こちらの商品は別売りのパーツがとても充実しているため、あなただけのオリジナルサークルを作ることができます。犬のサイズやお部屋にあったサークルを作れるのはうれしいですね。
リッチェル木製3WAYサークル
リッチェル・木製3WAYサークルは1つで「サークル」「ゲート」「仕切り」の3通りの使い方ができます。広々と遊ばせたいときは仕切りやゲートとして、来客時やお留守番時にはサークルとして、さまざまな用途に対応できるのが魅力です。
また別売りのパーツを購入すればサイズアップも可能。サイズは3サイズから選ぶことができ、作りがしっかりして丈夫なので、大型犬でも安心して使えます。
ペットサークル 小型犬 サークル 多頭飼い 木製 室内用 日本製
全ての板が天然木でできており、重厚な見た目と頑丈な作りが特徴のサークルです。扉にはロック機能が2つ付いていますので、ワンちゃんがいたずらして開けてしまうこともありません。さらに追加パーツを使えばサイズアップさせることも可能です。
組み立てが若干大変なうえ、ほかの商品と比べて高価なのが難点。この商品以外にも、側面がメッシュやアクリル板でできているものや部屋の壁を利用して設置するコーナーゲートなども販売されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
折りたたみ八角形ペットサークル
こちらは折りたたみ式のサークル。組み立て時には十分な広さがあるのに収納時はとってもコンパクトになります。重量はわずか2.5kgしかありませんので、持ち運びも楽で簡単です。お家ではもちろん、持ち運んでアウトドアでの使用もできます。
ユーザーペットフェンス
お部屋やワンちゃんの体型に合わせて自由に形を変えられるサークルを探している方にはこちらの商品がおすすめです。パネルとコネクターを自由に組み合わせることができますので、正方形・長方形・L字形などの思い通りの形を自分でデザインして使えます。
基本セットはパネル8枚組ですが、継ぎ足し用として2枚組タイプも販売されているので拡張することも可能です。
ただし、滑り止めが付いておらずパネルも軽量なため、押したり寄りかかったりすることで動きやすいのが難点。あくまで小型犬用として使用することをおすすめします。
まとめ
犬にとってゲージは落ち着ける自分だけの場所です。
室内で自由にさせていてもゲージだけは最初に購入してあげて、愛犬がゆったりとくつろげる空間にしてあげてください。
そして飼い主さんが留守の間、がんばってお留守番をしたワンちゃんをシッカリほめてたくさん遊んであげるようにしてくださいね。
そのほかのおすすめ記事はこちら
-
-
犬用のベッド!洗えて機能性がある犬ベッドの選ぶコツとおすすめ9選
健康的に生きていくために睡眠はとても大切です。 それは犬も人間も変りません。 そして毎日使うものだからこそ犬のベッドは洗えて、おしゃれでそのうえ機能性もよい快適なモノを選びたいと思うのが飼い主の親心と ...
続きを見る
-
-
愛犬の運動不足を解消!散歩に行けない時に室内でできる運動を紹介
犬は散歩や室内で遊んで、適度に運動させてあげることが非常に大事になります。 運動をすることにより犬はストレスの発散になったり、良い健康状態を維持できたり、また肥満の予防にも効果的です。 特に外に出ての ...
続きを見る
-
-
おしゃれで安い!子犬用の服が購入できるショップ11選ご紹介!
何年前からでしょうか、犬に服を着せる文化が一般的になったのは? いまや、犬に服を着せるなんておかしいというほうが考え方のせまい人と思われるかもしれませんね。 犬の撮影会などに参加すると服を着せている人 ...
続きを見る
-
-
【徹底解説】グレインフリーでアレルギー対応の安くて安全なドッグフードとは
アレルギーになる犬がいます。 アレルギーの原因のひとつが食生活といわれています。 市販のドッグフードには穀物が入ったものが多いのですが、犬は穀物を上手に消化できないんです。 犬の食物アレルギーはこの穀 ...
続きを見る
-
-
人にも寄生する?犬に寄生するダニの種類、症状、予防対策を考えよう!
犬の体には毛が密集しています。 そのためにいつのまにかあなたの愛犬もダニに寄生されるかもしれません。 体毛の少ない人間でさえもシラミが流行するときもあるくらいですから、散歩でいろいろなところを嗅ぎ回る ...
続きを見る