今回はペットが家にいるときやお留守番するときに入れておくゲージ、特に犬や猫のゲージを実はレンタルすることができることについてお話したいと思います。
多くの人はペットを買い始めるときにペット道具一式を買いそろえるのが一般的ではないかと思います。
ただペットが安心してお家で暮らすために必要なものを書き出してみると結構あって考えてる以上に出費がかさみます。意外と知られてないのですが、コストを少しでもおさえたい方には実はゲージをレンタルする方法もあるんです。
またペット用品の費用をおさえること以外にもゲージをレンタルするメリットもありますのでこちらの記事を参考に検討してみてください。
目次
ペット(犬・猫)のゲージとは?
ペット、特に犬や猫に使うゲージの役割や形などのタイプについて紹介します。
犬用のゲージ
犬にとってゲージはとても大事なものです。
犬を飼いはじめたら必ず用意するのがゲージですが、どんなタイプのゲージがいいのかを少し紹介したいと思います。
室内で犬を飼う場合、自由に歩かせたりするのでゲージは必要ないんじゃないかと考える飼い主さんも多いです。
でも犬にとってゲージは犬の『家』なんです。
屋外で飼う犬には犬小屋がありますがそれと同じ意味ですね。
それに犬には縄張り意識があります。自分のテリトリーを持っておかないと落ち着くことができないのです。
だから必ず室内で飼育する場合でもゲージを用意することをオススメします。
そして、ただゲージを用意するだけじゃなくて、犬の体にあったゲージを選ぶようにしてください。ちなみにゲージを用意したら『ハウス!』と声をかけるとゲージに入っていく訓練をしておくと何かと便利ですよ。
話をもとにもどします。
犬にとってゲージは自分の家であり、一番落ち着ける場所なので必ず用意してあげてください。
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猫用のゲージ
つぎは猫のゲージについてです。
猫こそゲージは必要ないように思えますし、ゲージを用意していない飼い主さんも多いのではないでしょうか。
昔、猫を出入り自由にして飼っていたときはゲージなんてなくても平気でした。
猫をゲージに入れることを考えたら、狭い場所に閉じ込めることで猫に強いストレスをあたえてしまうんじゃないかって想像して心配になります。
でも今は猫にゲージは必要と考えるのが現在は一般的になってきているようです。
猫によってはゲージに入れられることでストレスを感じる子もいるようですが、猫をゲージに入れる理由の1つに、猫の安全面があります。
あとで詳しく説明しますが、聞けば納得するような理由がいくつかあるのでよかったら最後まで読んでもらえるとうれしいです。
犬にとってゲージが必要な理由
それでは犬にとってゲージが必要な理由を紹介したいと思います。
犬にゲージを使用するメリット
犬にゲージを使うことには3つのメリットがあります。
リラックス効果
この記事の最初で少しお話しましたが、犬は縄張り意識のある動物です。
そのため室内で飼っていてもゲージを自分だけの縄張りと感じることでリラックスができます。
また囲われた場所が落ち着く習性が犬にはありますのでゲージは犬にとってなくてはならないものといってもいいでしょう。
しつけがしやすい
犬といっしょに暮らすためにはしつけがとても大切になります。
しつけの出来ていない犬は問題行動を起こして大変になりますからね。
たとえばトイレをおぼえさせる場合はゲージの中にトイレを設置してトイレトレーニングをするとおぼえやすいことが多いようです。
しっかりとトイレトレーニングができた後は、家のどこにいてもトイレのときはゲージに入ってトイレをするようになるので安心です。
飼い主との主従関係を作りやすい
犬は主従関係を意識する動物です。
人間との生活も犬は『群れ』と考えています。
そのために、自分がリーダーなのか人間がリーダーなのかつねに考えています。
この主従関係がシッカリできている犬は、散歩にいっても吠えることはありませんし家の中でマーキングをすることもありません。
これは群れのリーダーを人間として認めているためで、リーダーのいうことを聞いていれば安心だと犬は考えてストレスがたまらないのです。
この主従関係を作りやすいのがゲージです。
住むところをいっしょにするのではなく、人間と犬の場所をハッキリと分けることで主従関係を作りやすいんです。
犬にゲージを使用する主な理由
次に犬にゲージが必要な理由を紹介します。
イタズラの防止
とくに子犬の時期に有効です。
トイレトレーニングがまた途中のときなど、家中にウンチやオシッコをされるのを防ぐことができます。
それから家中の家具などへの噛みグセ防止に役立ちます。
留守中の安全確保
飼い主さんが家を留守にするときに犬をゲージの中に入れておくことで事故を未然に防いで、犬の安全を確保することができます。
猫にとってゲージが必要な理由
それでは猫にとってゲージが必要な理由を紹介します。
猫にゲージを使用するメリット
猫にとってゲージには3つのメリットがあります。
リラックスできる場所になる
猫にとってゲージはリラックスできる場所です。猫にも縄張りがあります。
猫も自分の縄張りは安心できる場所なので、室内で飼育していても必ず猫の安心できる場所としてゲージを用意してあげましょう。
安全確保のため
飼い主さんが家を留守にするときに猫の安全を確保するためにゲージは必要です。
ゲージを窮屈に感じる猫もいますので飼い主さんは帰宅したらすぐにゲージから猫をだしてあげるなどしながらゲージを上手に使ってみてください。
トレーニング
ゲージを利用しながら飼育するというのは、猫の将来的ないろいろなシーンでストレスを感じないためのトレーニングになります。
たとえば病院につれていく時、手術後の療養、入院など狭い場所に子猫のときからなれておくと便利です。
猫にゲージを使用するときの注意点
猫は基本的に自由な動物です。
ゲージに入れることでストレスを感じない工夫が必要になります。
長時間つかわない
猫は縄張り意識の強い動物で、家全体を自分の縄張りと思っている猫も多いんです。
だから狭いゲージに長時間入れられることで自分の縄張りのパトロールができずに猫はストレスを感じます。
それから狭いスペースに寝る場所とトイレがあるのも猫にはストレスになります。
閉じ込められるストレス
ゲージは安心できる場所なのですが、出入り自由にしてあげないとストレスを感じることがあります。
家を留守にするなど必要な場合以外は出入り自由な状態にしてあげるのが猫にとってはいいようです。
犬や猫のレンタルゲージを利用する理由
犬や猫のゲージはレンタルすることができます。
一般的にゲージは犬や猫を迎え入れたときに買いそろえておくものですが、なかにはゲージをレンタルする飼い主さんもいます。
ゲージのレンタルも決して安くはないのですが、それなりにレンタルするメリットがあります。
犬や猫を飼ううえでゲージは体の大きさに合ったものを選ぶのが理想的です。
つまり子犬や子猫のうちは小さなゲージで育てて、大きくなるまでは体にあったゲージをレンタルで用意するというもの。
これはムダがなくていい考えだと思います。
レンタルじゃなくてゲージを買いかえたらいいじゃないかという意見もでそうですが、使わなくなったゲージの処分に手間や時間を取られることを考えると、体の大きさに合わせたゲージで育てたい飼い主さんにはレンタルが最適のように思います。
ポイント
子犬や子猫の体が小さいときはレンタルしておいて、体のサイズが大きなったら、サイズに合ったゲージを買う!
使わなくなったゲージの処分などの手間がない!
まとめ
犬や猫のゲージをレンタルで借りるお話を中心にご紹介しました。
犬や猫にとってゲージは安心できるスペースになる大切な道具のひとつです。
体にあった大きさのゲージをレンタルを利用して使うのもおすすめですし、もちろん最初から大きなゲージにしておくのもどちらでもいいと思います。
でも必ず犬や猫がストレスを感じないような配慮だけは忘れずにいてあげるようにしてあげたいですね。
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