猫の飼い主さんの中で猫との散歩を夢見ている人がいるようですがあなたはどうですか?
猫に散歩なんて聞いたことがない方が多いと思います。そもそも猫に散歩は必要なのか疑問に思っている飼い主さんも多いと思いますが、散歩が猫にとってプラスになるメリットがあるなら行ってもいいかもと思えますよね。
そこで今回は意外と知らない猫と散歩するメリットについてご紹介したいと思います。
目次
そもそも猫に散歩は必要なのかな?
猫は犬のように人間のいうことをきく動物ではないこともあり、昔から散歩につれていくかわりに家と外を自由に出入りさせて放し飼いにしていました。
でも今は事故も心配ですし、ノミ・ダニの問題もあります。
そしてなによりも恐いのが猫エイズです。
そういうこともあり、猫は室内で飼われることが多くなってきています。
室内で飼うことで安全性は高まるのですがその一方で、運動不足も問題になりますので気分転換のひとつの方法として猫を散歩に連れ出すのもいいのではないかと思います。
ただ、猫の習性として外に出たがる猫は散歩に行きたいんじゃなくて自分の縄張りを確認したいだけだといわれています。
つまり一度も外に連れ出したことがない猫は、べつに散歩に興味がないということはおぼえておくといいと思います。
はじめて猫を飼う方はこちらの記事を参考にしてください!
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散歩させるときに注意すること
猫を散歩させるときに確認することや用意する道具についてお話します。
ワクチン接種をすませよう
先ほど猫エイズといいましたが、その他にも猫にとって危険な細菌やウイルスがあり、野良猫を媒介に感染してしまうおそれがあります。
室内で飼うからとワクチンをしていないのでしたら散歩をさせるまえに必ず動物病院でワクチンの接種を済ませておきましょう。それからノミ・ダニの予防も必須です。
必ずハーネスをつけよう
猫にハーネスや散歩紐をつけるのって、すごく違和感ありますよね。
でも犬のように従順でない猫ですから飼い主さんの後をついて散歩するとはかぎりません。
ですから必ずハーネスをつけて散歩するようにしましょう。
ハーネスなら猫の首に負担がかかりませんし外れるおそれも少ないですからね。
もしどこかに逃げてしまったら戻ってこれないかもしれませんからハーネスをつけて注意をして散歩しましょう。
散歩に行くと決めたら毎日行こう
犬と同じように散歩をはじめたら、よほどの用事がない限り毎日散歩するようにしましょう。
散歩になれてきたら、自分から散歩の催促をする猫もいるようですよ。かわいいですね。
猫のスキにさせよう。でも車や自転車には気をつけて
猫は犬のように飼い主の思い通りには動いてくれませんので、そのつもりで猫につきあいましょう。
そして散歩はできるだけ猫のスキにさせてあげること。
そのとき飼い主さんは車や自転車などに注意をはらって安全な散歩をこころがけてください。
猫の散歩で守るマナー
家でのトイレをおぼえた猫は、基本的に外で排泄はしません。
でももし排泄した場合を考えて、ウンチ用のビニール袋を用意しておきましょう。
それから公園の砂場に猫を入れないように。
そして砂場でオシッコをしないように注意してください。
散歩中、猫がいろんなモノに興味をもって室内では見せない仕草をたくさん見ることになると思います。
そういう猫の姿を見られるのも猫の散歩の楽しさですね。
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まとめ
昔の猫の飼い方は家の出入りも自由で本当にのんびりしたものでした。
でも時代もかわり、猫にとって危険な病気が流行しはじめたことで放し飼いをする家庭はほとんどなくなりました。
外出していても野良猫はほとんど見なくなりましたよね。
猫の放し飼いにはいろいろな危険が多いんです。
- ノミ・ダニをつけてくる
- 排泄などで近所迷惑になる
- 保健所から捕獲されて殺処分
- 見知らぬ人による虐待
- 自転車や自動車による交通事故
- 発情期による迷子や家出
- 他の猫とのケンカでケガをする、交尾で病気に感染する
ピックアップしてみると散歩が恐くなりますよね。
でもこれは猫を放し飼いにしたときのリスクです。
散歩は犬の散歩と同じようにハーネスをつけて飼い主さんがしっかりと安全を確保するようにしましょう。
散歩にいくことで今までとはちがう猫の一面が見れたりして楽しいと思いますよ。
安全にはじゅうぶん気をつけて楽しい散歩にしてくださいね。