犬は人間よりもはるかに速いペースで年老いていきます。
年々変化していく犬の心と体の健康を保つためにも散歩や遊びなどの運動や安心安全のグレインフリーなどのドックフードによる食事管理が欠かせませんよね。
特に飼い主さんとの遊びは体の運動だけでなく、大好きな飼い主さんとスキンシップになるため犬の心理面にも良い影響があります。
でも、子犬、成犬、老犬と愛犬の状況によって運動の内容にも注意をしなければいけません。
今回は犬の年齢にあった運動量と食事管理、グレインフリーなどのおすすめドックフードについて紹介します。
目次
子犬の年齢、運動、食事管理、ドックフードについて
子犬の時期は社会性を身につけさせるためにも、たくさんの経験をさせてあげることが大切です。
本来は社会性を身につける大切な時期に母犬や兄弟から引き離されてペットショップに陳列される子犬がほとんどです。
そのため飼い主さんが親代わりとして子犬の時期に勉強もかねてたくさん運動をさせてあげましょう。
犬の年齢がわからないときはこちらの記事を参考に!
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何歳まで子犬?
・小型犬
諸説ありますが犬は1年で人間の年齢に換算すると15歳になるといわれているので成犬のときの体重が10キロ以下の小型犬は、生後だいたい10ヶ月~12ヶ月で成犬になるようです。
・中型犬
成犬のときの体重が10キロ~25キロ以下の犬が中型犬に分類されます。
中型犬も小型犬と同じように1年で人間の15歳と同じ年齢になります。
人間の15歳を大人と考えるかはむずかしいところですが、中型犬も生後だいたい10ヶ月~12ヶ月で成犬になると考えてもいいようです。
・大型犬
成犬のときの体重が26キロ以上の犬が大型犬に分類されます。
大型犬も小型犬や中型犬と同じように1年で人間の15歳と同じ年齢になります。
ただ、大型犬は小型犬や中型犬よりもゆっくりと成長するので1年半くらいまでは子犬のあつかいでいいようです。
子犬の運動はこうしよう
子犬の運動は社会性を身につける時期と成長期がかさなっているので成犬になってからの運動よりも大切になってきます。
社会性を身につけるために、できるだけ他の犬と交流ができる機会を作ることも大切です。
たとえばペット専門誌の撮影会に参加するとたくさんの犬たちと交流できますし、しつけ教室もたくさんの犬と交流できるので社会性を身につけるためにもオススメです。
それから飼い主さんが時間をつくって子犬と遊んであげること、そして散歩にも充分な時間を使うことも大切です。
子犬の時期の食事管理、ドックフード
子犬のときは食べる量が少ないので、カロリーの高いドッグフードを食べさせるようにしましょう。
子犬用のドッグフードは高カロリーで栄養価も高く設定されているので子犬用と書かれているドッグフードを購入するのがオススメです。
子犬の食事管理はむずかしくはありませんが守ってほしいポイントとして、子犬の時期に合わせたドッグフードをあたえるようにしてください。
安心安全を考えるのであればグレインフリードックフードを選んであげることも大事です。また、成犬用を子犬にあたえてしまうと成長に必要なカロリーや栄養がとれなくて栄養不足になることもあるので注意してください。
子犬用のおすすめドックフード
成犬の年齢、運動、食事管理、ドックフードについて
成犬の年齢と運動について紹介します。
何歳まで成犬?
・小型犬
犬の生後1年は人間の15歳に換算されるので、成犬は生後1年からと考えていいでしょう。
・中型犬
中型犬も小型犬と同じように生後1年で人間の15歳に換算されます。
1年をむかえたら中型犬も成犬と考えていいでしょう。
・大型犬
大型犬も生後1年で人間の15歳に換算されます。
ただ、大型犬の場合は体重が重くてもゆっくりと成長する犬種も多いので生後1歳半から2歳からを成犬と考えるといいでしょう。
成犬の運動はこうしよう
成犬は犬の一生のなかで運動量が一番多い時期ですね。
散歩は犬のストレス解消のためにも毎日行くのが基本です。
どれくらいの時間や距離が適切なのかは体の大きさや犬種によってちがうので、どれくらいが正解というのはなかなかむずかしいです。
ただ散歩の目安としては…
ここをチェック
- 小型犬は1日1~2回、朝夕の時間帯で1回30分以内
- 中型犬は1日2回の散歩で1回30分程度
- 大型犬も1日2回の散歩で1回60分程度
これくらいの運動量を目安にするといいでしょう。
成犬の食事管理、ドッグフード
成犬用のドッグフードをあたえるようにしましょう。
犬にも個人差がありますし飼い主さんであっても太らない量がどれくらいになるのか、判別するのはなかなかむずかしいところです。
ついついたくさんドッグフードをあげてしまうとすぐに太ってしまいます。なるべくグレインフリーなど原材料にも注意してローカロリーでヘルシーなものを選ぶとよいですね。ついついたくさんあげてしまう飼い主さんは、シニア用のドッグフードあげるのも愛犬を太らせない方法のひとつです。
成犬用のおすすめドックフード
老犬の年齢、運動、食事管理、ドックフードについて
老犬の年齢と運動について紹介します。
何歳から老犬?
・小型犬
人間のお年寄りが60歳からだとすると小型犬は約11歳からが老犬になります。
・中型犬
人間のお年寄りが60歳からだとすると中型犬は約10歳からが老犬になります。
・大型犬
人間のお年寄りが60歳からだとすると大型犬は約9歳からが老犬になります。
老犬の運動はこうしよう
散歩は犬にとってとても大切な運動です。
運動能力が落ちた老犬でもそれは変りません。
介護が必要な犬であっても犬用のカートに乗せて散歩をする飼い主さんもいます。
まだ歩ける犬は犬が歩きたいだけつきあってあげるのもいいでしょう。
ただ、愛犬の体の調子をよく見ながら散歩してくださいね。
老犬の食事管理、ドッグフード
犬はちょっとした食事の変化でも体重が増えたり減ったりするものです。
特に老犬は体が弱っていますので食事管理には注意してあげましょう。
そして長生きのために食事は欠かせませんので、信頼のおけるメーカーの質のいい老犬専用のドッグフードを選んでをあたえてあげてください。
老犬用のおすすめドックフード
まとめ
今回は犬の年齢や運動についてそれぞれ紹介しました。
犬の大きさや年齢によって、必要な運動量や食事の内容が変わってきます。
目安的なものはありますが、年齢を重ねるごとにかかりつけの動物病院とも相談しながら、愛犬の状態にあった運動や食事の管理をしてあげるようにしてください。
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